第二章 > I. 周りからの手助け
4.宗教に救いを求める
人生の障害に出会った時、宗教に救いを求める人がいます。
一般的には、宗教というと何々教というような宗教団体をさします。
このような団体には、信仰の対象や内容を規定した教義があり、さらに戒律があります。
このような組織に入って、教義を勉強したとして、果たして自分の問題の解決になるのでしょうか。
教義や戒律は、誰が、何のために作ったものでしょうか?
最初は、人類救済のために神から啓示を受けて作られたものかもしれません。
しかしその後、後継者が自分達の都合のいいように書き換えている可能性があります。
その理由としては、組織が存続していくためには資金が必要です。
そしてその資金を得るためには色々な努力が必要です。
その結果、現在は最初の教えとまったく変わってしまったなんてことも考えられます。
それから組織も人を縛ります。
さらに、教義は人間の自由な考えを限定します。
まして戒律があるとさらに人を縛ります。
宗教団体で、個人が自分の思うように動いたらその組織自体が崩壊してしまいます。
このように宗教団体の中で活動するには、限界があります。
あなたがこの限定された組織の中で自分の答えをみいだせるのであれば意味があります。しかし、人間は本来自由であり、まして他の人に縛られること自体があり得ないことなのです。
でも、その組織に縛られることなく、人生の一時的な学習、経験、体験の場として考えると価値があると思います。