第2章 お任せの世界
2.先祖の力を借りる
我々は、肉体を持っています。
そして肉体には肉体の先祖がいます。
父母、祖父母、曽祖父母など肉体の先祖が存在したからこそ、私達の肉体も存在しているのです。
有難いことだと思いませんか!
そのほかにも、自分の魂の故郷である魂の先祖(類魂、ソウルグループ)もあります。
ここでは、肉体先祖について述べます。
先祖の方々は子孫に対しては無条件に力を貸してくれます。
しかし、先祖の方々の力を充分に借りるためには、先祖の方々に力をつけて頂く、つまり我々に援助できるような霊的レベルになってもらうことが必要です。
そして先祖の方々がそのような霊的レベルになってもらうには、我々生きている人間の協力が必要です。
先祖は肉体を持っていませんが、 意識は生きていたときと同じものを持っています。
先祖には霊的に高いレベルまで到達した人もいます。
彼らは形式などにはこだわりません。
しかし、自分が生きていた時と同じ状態にこだわる人も多いのです。
ですから、 先祖が大切にしていたものは大切にすることが必要なのです。
我々は、 今は現代社会なのだから、 昔の古いしきたりや形式はいらないと言います。
そのような理屈は、 先祖には通用しないのです。
そのような理屈で先祖が期待していること、して欲しいと思う事をしないとどうなるかというと、 彼らがして欲しいと思うことを子孫に伝えるために、子孫に対し色々な影響を与えることになります。
それが霊障として現れるのです。
このように一概に先祖といっても霊的に成長した人もいますし、いまだ未熟な人もいるということを念頭においてください……。
先祖が希望するものには、 仏壇やお墓に関することもあります。
生前に拘っていたこともあります。
いずれにせよ、 ご先祖の希望をかなえ、先祖の浄化を助けることにより、 我々自身も成長していくことができるのです。
多くの日本人は、 お仏壇やお墓がどのような意味を持っているかについての知識はあまりありません。
昔から必要と言われているから、という程度の認識しか持っていません。
以下に、 先祖に関係する仏壇とお墓について簡単に説明します。
(1)仏壇について
仏壇が日本で祀られるようになったのは、1300 年ほど前からだと言われています。
仏壇の本来の意味は、 仏様を祀る台のことです。
日本では位牌とともにご先祖様や亡くなった親族をお祀りし、対話をするために設置されてきました。
そのため、お彼岸やお盆にはご先祖様達がこの仏壇を目印として集まってきます。だから食事を出して歓迎するのです。
つまり、 仏壇はあちらの世界とのアンテナとしての役割を果たしているのです。
(2)お墓について
日本における最初の墓石は「千引石(ちびきいわ)」と言われています。
縄文時代には、 すでに死者を敬い大切にする習慣があり、 生活に密着した重要な道の両脇にお墓を作っています。これは、 肉体は滅んでも魂は残ると考えたからです。
このように日本人は数千年前から、 死者を大切にし、 お墓に埋葬して供養しています。
だから我々の先祖には、 死ぬとお墓にいくものと考えていた人が沢山いたのです。だから、 お墓にはいわゆる幽霊が多くでるのです。
このように、 ご先祖達にとっては重要な仏壇、お墓ということになります。
だからご先祖を供養するためには、仏壇、お墓を上手に使う必要があります。
ご先祖は家、つまり家系というものを大切にします。
彼らにとって自分達の子孫、つまり家系が繁栄することが何にもましての喜びだからです。
(3)毎日の供養
つぎに我々は肉体を持っています。
あの世の先祖が肉体をもっていないからできないことを、肉体を持っている我々がお手伝いすることができるのです。
我々子孫がする毎日の供養が、ご先祖の方々を浄化し霊格を上げるのに役立つのです。
そしてご先祖の方々の霊格が上がれば、あちらの世界から我々子孫を守り、そして家が繁栄するための手助けをして頂けるのです。
ご先祖の中には、 我々の守護霊となって、 我々を見守り、指導している方もいらっしゃいますから。
あなたを守護している人達を増やし、今よりもさらに強力な守護霊団として協力して頂けるようにしましょう!
そのためには、ご先祖に感謝しましょう。
「生かして頂いて ありがとうございます」と。