第1章 さらなる自力のために
1.自分の浄化
他力を受けるために一番大切なことは、 自分自身を浄化することです。
つまり、 自分の波長をあげ他力を受けやすい状態に持っていくことが大切です。
つぎに波動を上げるために、自分でできることを掲げてみます。
(1)陰徳を積む
陰徳とは、 他人に気づかれないように良いことをする、 つまり徳を積むことです。
陰徳には、 次のものがあります。
(a)物施
物やお金を施すことを言います。
(b)法施
言葉で人間の生きる道を教えることをいいます。
(c)体施
体を使って他人の役に立つことをすることをいいます。
(d)無畏施
様々な不安や恐怖を取り除くことをいいます。
この場合、 大切なのは心の問題です。
嫌々与えるのか、 心から喜んで与えるかの違いです。
他人に与えるということは、 自分に何かが返ってくるということです。
ですから、 与えさせて頂くという感謝の気持ちが持てれば最高です。
(2)自力で生きる
自分が進む道は当然のことながら自分で切り開くことが大切です。
前に進もうとする自分の邪魔をするのは自分です。
あなた自身が持っている恐れと苦しみです。
あなたは何に対して恐れを持っていますか?
人によって違うと思いますが、人は何らかの恐怖心を持っています。
この恐れは、自分の中に次の恐れを生み出します。
恐れは自分がつくりだすものだからです。
その自分が作り出した恐れは、自分を縛り、自分が前向きに生きることを束縛します。
恐怖心を解消するには、自分が何に対して恐れを抱いているかに気づくことが必要です。
つぎは、苦しみです。
苦しみもその人の前向きに生きようとする力をそぎます。
毎日の生活を苦しんで生きている人がいます。
それはどうしてでしょうか?
それは、その人の関心が何に向いているかの問題です。
その人の関心が、苦しいことにだけ向いているから苦しいのです。
人生には苦しいことばかりではなく、 楽しいことも沢山あるのです。
物事は見方次第で変化します。
苦しい面ばかり見ないで(苦しさを見るトレーニングは充分出来ていますから)、楽しい面を見る訓練をする、 或いは物事の達成感に目を向けるように考え方を変えてみてはどうでしょう。
途中経過は苦しくとも、 その先にあるゴールを目指すことは楽しみになるはずです。
このような考え方が自分の波動をあげることにつながります。
(3)感謝する
日常生活においては、 様々なことが起こります。
うれしいこと、 楽しいこと、 苦しいこと、 腹が立つこと、 泣きたくなることなどなど。
この場合、特に苦しい時、 腹が立つ時、 泣きたくなる時など、 あなたはどのように対応しますか?
良いことが起こったときはどうですか?
当然喜び、感謝できますよね。
次に悪いことが起こった時はどうですか?
入学試験に落ちた、恋人に振られた、上司に叱られた、会社が倒産したなど色々あると思います。
この時は、あなたはどのような反応をしますか?
怒り、悲しみ、恨み、憎しみ、泣きますか?
このような時に、神々や相手の人に感謝できますか?
普通は感謝をすることはできないでしょうね。

これらのでき事が起きたとき、最初は混乱します。
しかし、事実を確認し、整理し、何らかの解決策を探し、解決できたとします。
その結果、自分の本当の力がつくのです。
人生は自力で生きるということが前提でしたよね。
このように、人生で起きるすべての出来事に対し感謝することができますか?
「そのでき事が起こってありがとう」と思えますか?
そんなの無理ですか?
ここが分かれ道です。
あなたが成長するかしないかの分かれ道です。
始めは真似ごとでもいいですから、 「ありがとう」と言ってみませんか!
たとえば、 他人とトラブルがあった時、 「トラブルを起こして頂いて ありがとうございます。そのことによって自分の中の弱点を気づかせていただきました」と。
このように他人は、自分に気づきを与えてくれる鏡であったりもするのです。
だから人間は、お互いを共に生きる魂の仲間としてみられるようになることが大切なのです。
感謝出来るとどうなるかを考えてみましょう。
心に愛を持ち、感謝の気持ちで生きられるとき、あなたの心は輝きます。
そしてあなたの波動も上がるのです。
感謝のエネルギーは波動が高いので、 自分で自分を浄化することになります。
自分が浄化されると、 波動があがりカルマが解消されていきます。
すると当然の事ながら、 霊格が上がることになります。
霊格があがり神の波動に近づくと神々の加護がもらえる可能性が高くなります。
神々は、 自分の波動に近づくと加護しやすくなるからです。
感謝の気持ちは、日常生活における色々な場面で表わせます。
自分にとって都合のいい時も悪いときも、神々に「生かして頂いて ありがとうございます」と表現してみましょう。
神々は常に我々を見守っていらっしゃるのですから。
そして、あなたを生かしている「内なる神」にも感謝しましょう。
あなたが今、存在するのは、あなたの「内なる神」があるからですから……。
「生かして頂いて ありがとうございます」と。
つぎに上記の他に波動を上げるための方法を紹介します。

◎霊場に行く
聖地や霊場、例えば山や神社などの波動の高い所に行くと、浄化が出来る可能性があります。
それは、過去のカルマ等のアカが表面に出され易くなるからです。
そして、それらのものが表面に出てくれば、浄化することが可能になります。
浄化されるとその人の波動が上がり、霊的なエネルギーが通りやすくなり、外部からの霊的な影響を受けにくくなります。
このような場所に行くときは心構えが大切です。
物質的なお願いなどではなく、自分の浄化と周りの人の幸せをお願いしてください。
そこの神々がお願いを叶えてくれる可能性があります。
聖地や霊場に於いては神が起こした現象が表われることがあります。
具体的には、天候の変化や風の変化、雲で表現するなど様々な表われ方があります。
あなたの感性で感じてみて下さい。
つぎに浄化の段階について説明します。
◎浄化の段階
自分で自分の魂に幕を張っている段階の人が大勢います。
このような人には、守護霊も指導霊も手の出しようがありません。
だから少しでも浄化をして波動を上げ、援助されやすい状態になることが必要です。
次に、かなり浄化されてきている段階の人は、例え低級霊や生き霊などが憑依したとしても割合簡単に浄化することができます。
☆浄化の段階と低級霊の憑依
- 波長が似ているから憑依している場合
この場合は、霊が自分の欲望を満たすためにその人に憑依している場合が多い。
※その人が物欲、性欲、名誉欲などを満足させてくれるから。 - 助けを求めている場合
ある程度霊格が高い人は光を発しているので、その人に憑いていれば自分に気がついて助けてくれる(浄化する)かもしれないと期待している場合がある。
この場合はその人と縁の深い霊が多いが、直接の縁がない霊でも憑依してくることがある。