第4章 神と人間
次に神と人間の関係について考えて見ましょう。
1.神は自然霊
日本の神道では、神とは「恐れ多く畏怖すべきもの」をいいます。
そしてその神には、善悪の区別はありません。
我々は、神とは善や光の存在だけと思いがちですが、善や光ではない神(悪神)も存在するということです。
自然の森羅万象には自然霊である神が宿っています。
この自然霊は、津波や地震、火山の噴火などの自然現象を起こしますが、それ以外の時には、人に対し、恵み、恩恵をもたらす存在でもあるのです。
このように神とは自然霊をさします。
つまり、この世に肉体を持ったことのない霊を言うのです。
この自然霊にも、高い(高級な自然霊)、低い(未浄化な低い自然霊)と様々な段階があります。
自然霊のなかで、高いエネルギーや霊格を持つ存在を神と呼びます。
この神にもさらにエネルギーや霊格の違いがあります。
この神(正神)は、霊性向上をひたすらに指導する「愛の力」であり「調和」であり、そしてより高い進化を目指しているのです。
このように、一般的には人格神(人間として生まれたことがある人で神に祭り上げられた人)を神と考えがちですが、そうではないのです。
そして、このような高い次元の神々からの命令で具体的な働きをしている自然霊が龍神、稲荷、天狗などの眷属神といわれている存在です。