第3章 あの世とは

1.死後の世界

(2)幽界とは

死んでからもこの世における様々な信念や概念を信じ、受け入れている人達は肉体を離れるとここに来ます。
だから信念領域(自分の信念が作った領域)ということもできます。
人間は、この段階では肉体を離れてもその人格的傾向は地上時代と変わりません。

ここでは、自分の心の中が周りの人々に明け透けになります。
つまり、地上時代とは異なり、自分の心を隠すことはできなくなりますので、嘘や偽善、建前などが一切通用しなくなるのです。

その結果、自分と同じような人間がいる世界に住むようになるのです。
ですからこの世界は、様々な人に合わせた、非常に多様に細分化されています。

例えば天国的な世界もあれば、暗い世界、いわゆる地獄もあります。
ここでは規則も制限もないので、好き放題のことができます。
守銭奴は……、美食家は……、いじめや喧嘩が好きな人は……、セックスが好きな人は……、とそのような地獄ができます。
このように地獄とは、自分自身の心が作り出している世界です。

例えば、 人を虐めるのが好きな人は、同じような性格を持った人だけが集まっている場所に住みます。
何地獄と云うのでしょうか?
自分の好きなことができてさぞ満足でしょう。
と、思うのですが、中には自分よりも強い人がいたり、弱い人がいたりします。
弱い人には勝てるのですが、自分より強い人には虐められてしまいます。
勝った時には満足し、そして負けた時には悔しい思いをすることになります。
その繰り返しを自分が満足するまでやることになります。

このように、この世で蒔いたタネ、現世における生き様の結果は死後に必ず自分で刈り取ることになっています。
つまり、自分がした罪悪や過ちは、必ず自分で償わなければならないのです。
誰も責任をとってはくれないのです。
このことを因果応報(原因結果)の法則といいます。

このような生活を続けているうちに、それらが空しく、無用であることに気づくことになります。
このことに気づいた時から、この世界を卒業し新しい世界に生きたいという進歩への欲求が始まります。
そこで初めて高級霊に案内されて次の段階にいくのです。
このように、自分で気づくまでは、次の段階にいけないのです。
高級霊といえども他人のことには手を出すことができないのです。

次は、 「(3)霊界とは」