第1章 人間ってなんだろう
2.有限の世界に生きる
我々人間は、眼に見える世界、五感で感じる世界で生活しています。
つまり、物質の世界に存在しています。
この物質の世界は、時間と空間によって支配されています。
それゆえに、幸福に対する考え方も目に見える物、つまり物質的であり、肉体的なものに支配されています。
しかし、物質的なものは、有限でありすべて変化し、消滅していきます。
物質的な世界では価値がある、財産にしろ、名誉にしろ、肉体が消滅すれば価値はなくなります。
なぜなら、それらのものは、お墓の中には持っていけないのですから……。
これに対し、根源的である霊の世界は無限に続いていきます。
人間は、物質界と霊界の両方に生きる存在です。
いわゆる「人間が永久に生き続ける」というのは、肉体的にではなく、霊的に生き続けることを意味しています。
肉体は滅び、消えても、霊である魂は生きつづけていくのです。
そして魂は、霊界である程度の期間がたち、浄化されると再度地球に生まれることを決心します。
そしてこの結果生まれてきた、つまり肉体を持ったのが我々人間なのです。